| 名称 | Ribera del Júcar リベラ･デル･フーカル |
|---|---|
| 州令発効日 | カスティーリャ･イ･ラ･マンチャ州令 2003年1月27日 |
| 官報公示日:翌日発効 | 2003年6月20日 |
| 場所 | カスティーリャ･イ･ラ･マンチャ州クエンカ県にある認定された約9000ヘクタールの畑。 村名はCasas de Benítez、Casas de Fernando Alonso、Casas de Guijarro、Casas de Haro, El Picazo、Pozoamargo y Sisante。 一部ラ･マンチャDOの地域にも属している。 |
| 認可ぶどう品種 | 黒： センシベル（テンプラニーリョ）、カベルネ･ソービニオン、メルロー、シラー、ボバル 現在認定されているのは赤ワインのみ。 |
| 地理的条件 | スペイン中央台地南東部、クエンカ県に位置する。フカール川の上流域。この地域は海抜650～750mに位置している。 地中海気候の影響を受けながらも大陸性乾燥気候で冬は寒く、夏は暑いが、夜は涼しい。 年間降雨量は450ml程度。 |
| ぶどう植樹方法、最大収穫量 | 株仕立てでは2.5×2.5m、垣根仕立てにおいては3×1.5m。 1ヘクタール当たり共に1200株未満、36000芽まで。 |
| 最大搾汁率 | 株仕立ての畑から取れる場合1ヘクタールあたり最大6300リットルまで。 垣根仕立ての畑から取れる場合1ヘクタールあたり最大7000リットルまで。 |
| 検査機関 | ぶどうの品質検査－IVICAM（カスティーリャ･ラ･マンテヤ葡萄およびワイン機関）または認定研究機関。 官能検査（テイスティングによる検査）－IVICAM（カスティーリャ･ラ･マンチャ葡萄およびワイン機関）または認定研究機関のテイスティング委員会。 |
| ワインのタイプと最低アルコール度数 | 通常のスティルワイン 赤：12～14.5度 Vino Jóven（若いワイン）アルコール発酵は10～12日間。 2.5kg/cm²以下の圧力で搾汁を行い、収穫100kg当たり70リットルを上限とする。乳酸発酵を行なう。 Vino Tradición（伝統ワイン）アルコール発酵は30℃以下で10～15日間。 熟成はフランスまたはアメリカオーク樽で4ヶ月間。瓶熟期間は必要だが期間の規定は特に無い。 Vino Crianza（クリアンサ）アルコール発酵は30℃以下で10～15日間。 熟成は24ヶ月間で、そのうち6ヶ月間はフランスまたはアメリカオーク樽で熟成しなければならない。 それぞれのワインにアルコール度数以外にも、総酸量、総亜硫酸量、色素などのパラメータの上限下限が決まっている。 |
| その他 | 原産地呼称委員会ではなくInstituto del Vino de Castilla-La Mancha (IVIGAM)という独立した組織による品質検査が義務付けられている。 |